交信サマリ  2019年4月

2019年4月は、交信局数が過去最大となりました
2013年7月の単月559件の交信件数は現状の運用スタイルでは到底更新できないと考えていましたが、新しい試みの中で696件と大きく記録を塗り替えることができました。


(モード別)
一般交信は件数のほとんどはFT8でした。それなりにphoneやCW二も出たつもりではありますが、何といっても各バンドのFT8で交信数が積み上がりました。省電力で交信が可能という特徴を生かし、ほぼ時間関係なくいつでも交信相手が見つかるこのモードへの参入で爆発的な交信数の伸びとなりました。
また、
ALL JA CONTESTへの参加により、CWで約250局の交信数を獲得しました。当局は長年コンテストには消極対応のスタイルとしていましたが、アマチュア無線の祭典でもあり、また、この時期にしか出てこられない局が少なくないこともあり、本年からメジャーなコンテストへは参加を決意していました。電子ログをを出したことがなかったのでいささか不安でしたが、ネットで調べたとおりのやり方でやっていけば特に難しいことはなく、手間なく、ハムログからJARLへの提出が完了しています。

(バンド別)
バンドは10を除いて全バンドに参加しました。10MHzはたまたま一か月間に取り組むことがなかったためで、やろうと思えばつながっただろうなと思いました。
コンディションを選んで出れば、FT8であれば各バンドで国外を含めてつながります。意外なところでは18MHzのCWが16件成立しています。
FT8とコンテストに忙しかったこともあり、他はほとんど数としては伸びていません。

(平均交信距離)
総交信距離78万キロは、第二位の月別の記録である2013年6月の23万キロを果てしなく追い越して過去最高となりました。FT8への参入で海外と普通につながる状態となったことが如実に成果として現れました。ちなみにFT8がなかった時の13年6月の記録はCWで稼いだものと思いますが、これもこれで素晴らしい記録だと思います。
バンド別の平均交信距離は14-21のところで非常に長くなっています。FT8の国際的なメインバンドは14だと思われ、18も補助的に使われておりよくつながる様子がわかります。7MHzの遠距離は残念ですが、当局の設備では「太刀打ちできない」感じを受けます。パイルになっていることが少なくなくあり、そういった場合はやはりFT8でもパワーがものをいう傾向は否めないのではと思います。
平均交信距離自体は1124kmと高いほうではありますが、最高とはなりませんでした。ただ、これは250局余りのコンテスト数を含むものだけに、4月のアクティビティがいかに当局にとって記念すべきものであったかを別の形で物語っています。

引き続きIC9700の導入により上のバンドでのFT8やDVモード、新たな1200MHzへの挑戦などまだまだやることが満載です。

(2019年5月6日更新)










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