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JH1DOMの送信系統

(作成中です)

JH1DOMはアマチュア無線の運用をパソコンとつなぎながらやっています。
以下簡単にその状況をまとめておきます。

CW・・・
DigitalSoundCW+電鍵



CWはDigitalSoundCW(DSCW)をダウンロードしてパソコンとリグを接続して利用しています。
DigitalSoundCWについては次のサイトを参照ください。
https://ja3clm.sakura.ne.jp/
DSCWを有効に使うためには、ソフトとリグを接続する必要があります。
設定は簡単で、初期設定からCOMを選び、リグがつながっているCOMポートを選びます。さらにKEY CONTROLで当局は「DTR」を選んでいます。そして「オプション設定」を行います。当局は以下のように設定しています。

DSCWは定型文をどんどん送ることができます。
CQそのものをDSCWに発信させるのは一度始めるともう抜けられないくらいに便利です。考えは人によって若干異なるかもしれませんが、「正確なCQを間違えずに出すこと」はCQ出す側としてはとても重要なことだと思います。

自動文を生成するためには右下の「マクロ」ボタンに文章を覚えさせます。右クリックするとポップアップしてきますので後は見ればやり方はわかると思います。

「AUTO CQ」にしてCQを出すと、繰り返し(上限は10回です。出しっぱなしになることはありません)CQが出ます。応答があるまでの間は手が空きますので、ほかの作業をすることができます。
なお、リグなどにAUTOの機能がありますが、「垂れ流し」リスクがあるので注意です。CQを出す責任見たいのがありますので、出す以上、しっかり自動作業をモニタすることが寛容です。

応答があれば、相手局をDSCW上の「HIS CALL(F1)」に入力します。
そうすると自動的にAUTOの発信は終了します(結構大事で便利)。そのあと、事前に準備した返答を機械的に出していきます。

当局は
「(相手局)(相手局)(あいさつ)UR (シグナルレポート)(シグナルレポート)BK」と返しています。(右下の「マクロ」ボタンの内の「UR」がそれに当たります。

ここで「F6」通して、ハムログへデータを送り、相手の応答を待つことにしています。
相手局からシグナルレポートをもらったらハムログの方で入力し、ハムログの記録をを保存します。当局は相手局との通信をハムログのNOTEに残しているため、途中からハムログに切り替え、無効の方が送ってくるメッセージを記録します。頭の中ですべてメッセージを翻訳できる方はいいのかもしれませんが、当局は今も耳から聞いてアルファベットに関してはキーボードから入力して記録しています。
シグナルレポートをもらったら多くの場合次のマクロ(QSL 73)を走らせ、「QSL TKS FB QSO 73」などと定型文を送信して終わりとしています。ただ、いろんなメッセージが先方から帰ってきたときなどはここからは電鍵を操作してオリジナルなメッセージを送ったりしています。

コンテストの時はそんなことは不要なので、すべてマクロです。
左下「Contest Mode」にチェックを入れるとコンテスト用の別のマクロが登場してきて、全体のデザインもコンテスト用になります。非常に便利です。
コンテストは記録する時間をとるのが非常に困難なため、いかに機械を上手に併用するかがポイントだと思います。
詳細は見ればわかる設計になっていますので是非トライしてください。

なお、当局ですが、まれに和文をやるときは、言語をJPN(赤囲み)に切り替えで現在対応しています。DSCWのサポートなくして和文は交信できません。英文と異なり、和文電信は通常略語は全く使わない平文です。従って、聞き取りも、送信もDSCWを使っています。
送信にDSCWを使うときは真ん中右側のTX欄へ直接に送りたい文章を打ち込んでいきます(緑囲み部分)。順次送信される(そうしないこともできます=「TX EDIT」ボタン)ため、英文では早すぎて間に合わないのですが、和文なら十分間に合いますのでこれを使っています。
これがあれば「誰でも和文ができる」のではないでしょうか。

残念なことがあるとすれば、DSCWの読み取り能力は耳には現状大きくかないません。
VUの信号のようにSNが強烈に高ければ(背景のノイズが小さければ)読み取りは完璧で、時々ボッとしたりすることがないため、機械の方が上の時がありますが、HFでは、SNの関係でうまく読み取れません。DSCWを使いながら人間の耳ってすごいなぁ、と思うことが多いです。ですのでCWは聞き取れるかどうかがある意味勝負だとよくわかります。
あと、当然といえばそうなのですが、癖がありすぎる信号は解読できません。よくあるパターンでは文字と文字の間隔が短い時などがそうです。これは「技」に属するエリアです。
一方で安定的に入ってくるならDSCWに読み取りも任せた方が確実です。VUでCWをやるなら、DSCWで万全かと思います。また、私レベルが和文に出るのであればむしろDSCWは「必須」と感じます。

RTTY・・・MMTTY
これでいけます。また別途記述します。

FT8・・・WSJT-X
標準ソフトです。ぜひ、トライしてください。
私の苦労談は当局ブログを参照ください。
またICOM利用の方は初期設定はICOM社のサイトの通りにやるのがよいと思います。



(2020年6月27日更新)